
旧ラベル(緑地)
寿老復刻プロジェクト
寿老人のお酒だけが、どこにもなかった。
かつて姫路で造られ、姿を消した日本酒「寿老」。残されたラベルと史料、造り手の記憶をたどり、2027年春、もう一度醸します。
- 1860創業
- 1993全国新酒鑑評会 金賞
- 2027復刻
2026年11月中旬 クラウドファンディング開始予定
06 FOUND / 01 LOST
七柱のうち、六柱は見つかった。一柱・寿老人のお酒だけがどこにもなかった
恵比寿
大黒天
毘沙門天
弁財天
福禄寿
布袋
寿老人
THE SEVENTH SAKE
寿老人のお酒は、なかったのではない。なくなったお酒だった。


WHY
なぜ、私がこのお酒を復刻するのか
2018年から、健康祈願と商売繁盛を願って、毎年七福神巡りを続けてきました。3年ほど前、「七福神」という名前の日本酒を見つけたことをきっかけに、七柱それぞれの名を持つお酒を探しながら、「酒蔵七福神巡り」を始めました。
すべては、一枚の古いラベルから始まりました。インターネットで「寿老」という銘柄を調べるうちに、残されたラベルの写真に辿り着きました。
私は酒蔵の人間でも、杜氏でもありません。ただ、七福神巡りを続けてきた私にとって、七福神はやはり七柱が揃ってこそ、という思いがあります。
それぞれの土地で、それぞれの酒蔵が造り続けてきた七福神の名を持つお酒を、今ここに揃えたい。それが、私が「寿老」を復刻する理由です。

LOST SAKE
かつて、姫路に『寿老』というお酒があったのです。

1860
鍬田家 酒造開始
万延元年、姫路・飾西で酒造が始まりました。
1905
商標登録(寿老)
明治三十八年四月十八日、鍬田博による「寿老」の商標が登録されました。
1993
全国新酒鑑評会 金賞
「寿老」大吟醸が、全国の水準で認められました。
その後
酒蔵廃業とともに途絶
蔵の廃業とともに、「寿老」は市場から姿を消しました。
JOURNEY
「ないのなら、もう造るしかない。」
そして、できたら復刻という形で造ることはできないだろうか。
SCENE 01
鍬田家への連絡
半年ほど迷った末、親族へ連絡し、姫路へ挨拶に伺った。
旧蔵の所在地と電話番号を手がかりに、鍬田家のご親族へ連絡を取り、姫路まで足を運び、復刻の意図を伝えました。寿老の復刻に向けて、ご理解とご協力いただけることになりました。

SCENE 02
醸造蔵探し
委託醸造を引き受けてくれる蔵を探しました。
複数の酒蔵へ相談しましたが、人員や貯蔵、経営上の条件が合わず、簡単には決まりませんでした。それでも連絡を続けました。
SCENE 03
岩村醸造との出会い
寿老を復刻させるのに相応しい蔵にたどり着きました。
岐阜県恵那市岩村町の岩村醸造は、「寿老の滝」と呼ばれる滝の近くに構えている酒蔵です。寿老の滝という名前だけで、縁も紹介もない突然の問い合わせで、途絶えていた『寿老』を再び造るための委託醸造に協力いただけることになりました。ここで、本当にお酒が造られる道が開きました。

1787年創業 / 岐阜県恵那市岩村町
岩村醸造
復刻「寿老」の醸造を担う蔵。第7代蔵元・渡會社長のもと、委託醸造としてこの復刻を引き受けていただきました。


蔵は決まりました。次に、寿老というお酒について調査していくと、いろいろなことが分かってきました。
THE SAKE
寿老はどんなお酒だったのか。
- 醸造
- 岩村醸造
- 酒米
- 山田錦
- 麹
- 今野もやし
ご親族から寿老について情報を提供して頂き、
寿老がどんなお酒だったのか。その姿が徐々に見えてきました。
ご親族から頂いた雑誌に書かれていた寿老のスペック
雑誌に残されていた寿老大吟醸の記録です。
- アルコール分
- 17.8
- 日本酒度
- +3.5
- 酸度
- 1.6
- アミノ酸度
- 0.9
- 酒米
- 山田錦 100%
- 精米歩合
- 40%
- 容量
- 720ml
- 価格
- 3,000円
当時のお酒を完全に再現できるとは考えていません。
残された記録、原料、造り手の記憶を手がかりに、「寿老」の名に恥じない一本を目指します。

THE TASTE OF JURO
先代社長が語る、寿老の味わい。
1996年8月発行「月刊たる」より

1996年8月発行の「月刊たる」は、「寿老」を七福神の寿老人に由来する大吟醸だと記しています。揖保川系の伏流水と山田錦を、但馬杜氏が仕込み、アルプス酵母の華やかな香りと爽やかな後口、原酒のコクを特徴として挙げています。先代の鍬田耕作社長は、特別に売り込みはせず、声があったら届ける形で販売していた、と語っています。
- YAMADA NISHIKI
- TAJIMA TOJI
- ALPS YEAST
- 華やかな香り
- 爽やかな後口
- 原酒ならではのコク
PEOPLE
寿老について調べていたら約30年前に寿老を醸していた杜氏の方に辿り着くことができました。

但馬杜氏
森口隆夫氏
杜氏として「寿老」の醸造をしていた森口隆夫さんは、全国新酒鑑評会で10年連続で金賞酒を醸造した実績のある名杜氏と呼ばれる方でした。
その森口さんから寿老がどんなお酒だったのか、実際に会って話を聞くため、但馬地区・兵庫県新温泉町まで行ってきました。

SPECIAL EVENT — 2026.10.31
寿老復刻前夜の唎酒会
寿老を醸していた但馬杜氏・森口隆夫氏が手掛けたお酒、
そして復刻を担う岩村醸造のお酒を味わいながら、
失われた一本と、これから生まれる一本をつなぐ一日。
岩村醸造 第7代蔵元 渡會社長 来場
開催詳細・お申し込みは、LINE・メールでご案内します。

CROWDFUNDING
2026年11月中旬、クラウドファンディングへ。
約25年前に途絶えた「寿老」を、もう一度世に送り出すためのクラウドファンディングを予定しています。
開始のお知らせは、LINE・メール登録者へお届けします。
2026.10.31
唎酒会
2026.11 中旬
クラウドファンディング開始予定
2027.01 上旬
七福神・宝船日本酒セット先行販売予定
2027.02
上槽予定
2027 春
復刻「寿老」出荷予定
支援のかたち
FAQ
登録すると購入が必要ですか
登録は無料で、購入の義務はありません。いつでも解除できます。
A PERSONAL MESSAGE
最後に
すべては、一本の電話から始まりました。
半年ほど迷った末に、ようやく決心してかけた、旧蔵の跡地への一本の電話。
ご親族からいただいた「ご自由に造っていただいて構いませんよ」という言葉。
寿老の滝の近くにある岩村醸造とのご縁。そして、かつて寿老を醸造していた但馬杜氏・森口隆夫さんとの出会い。
ひとつひとつの出会いがつながり、途絶えていたお酒の復刻が、少しずつ現実のものとなってきました。
振り返ると、すべては七福神のお導きだったのではないかと、感謝せずにはいられません。
寿老は、長寿を司る神の名を持ち、
「飲めば、寿命まで延びるような気持ちにさせられる」と語られたお酒です。
万延元年(1860年)創業の、姫路の酒蔵で生まれたこの一本を、もう一度この世に。
酒の七福神が、あとひとつで揃います。
最後の一柱となる寿老。
その復刻を、皆さまの応援とともに実現したい。
七柱が揃うその瞬間を、一緒に迎えていただけたら幸いです。
寿老復刻プロジェクト発起人日野裕樹
Follow the revival

失われた一柱から、七柱が揃う未来へ。
登録してくださった方には、
- クラウドファンディング開始のお知らせ
- 復刻までの進捗
- ラベル完成
- 仕込み・醸造の様子
- 唎酒会などのイベント情報
登録は無料で、購入の義務はありません。いつでも解除できます。